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一級建築士に独学で合格した時の勉強方法

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「ご安全に」一級建築士に独学合格したゼネコンマンです。

もう既に勉強を始めている方がほとんどだと思いますが 、私が『一級建築士に独学で合格した時の勉強方法』について私の実体験をもとに まとめておきたいと思います。

正直めちゃくちゃ勉強しました。めちゃくちゃというのは、もちろん時間をかけてだらだらやったというわけではないです。 小さい子供がいたことから、私の場合量より質で攻めれたと自負しています。

正しい勉強方法がわかって、それを実践できれば一級建築士は独学でも合格することができます。

これを読めば絶対合格できます。

なんて怪しい話をするつもりはありませんが、一級建築士に独学で取り組むという方の中で勉強方法に悩んでいる方はぜひ参考にしていただければと思います。

独学で合格できる人とできない人

みんな資格学校で通ってるのに独学でも大丈夫なのかな?

独学って本当に合格できるの?

と独学で勉強を開始しようとしている多くの方がたどり着く疑問ですが、

独学でも合格は可能です。

こう言うと、資格学校の授業料もいらないなら独学で頑張ろう。

と思われる方もたくさんいるかもしれません。

しかし、正直なことを言うと独学が合う人と合わない人っていると思います。

「独学が合う人とは?」

・自分でスケジュールを立てて時間管理ができる
・家に勉強を妨げる誘惑(趣味、テレビ、マンガなどの娯楽)が少ないもしくは誘惑を我慢できる

たったこの2つです。

何が言いたいのかと言うと、勉強時間がしっかり確保できるかと言うことです。

私と同じ年に受験して、合格した知人がいました。

彼は資格学校に通っており、

「資格学校は勉強時間を確保するために通っている。勉強しなきゃいけないというものが無いとだらだらしてしまう。」 と言っていました。

もちろん資格学校に通う理由は他にもたくさんあると思いますが、

・決まった時間に決まったスケジュールで勉強しなきければいけない

これは資格学校に通う一つのメリットだと思います。

逆にこれが独学で自宅で勉強してもできるという方は、独学で勉強してみてもいいと思いますし、できないという方は資格学校に通われてもいいかもしれません。

一級建築士に独学で合格するための教材とは

一級建築士独学

まず始めに教材を準備しましょう。 私が使用したものは、

  • 総合資格学院の問題集(過去問集)

  • 市販の過去問集

のみです。

独学といいながら資格学校の教材を使っているの!?

と思われた方もいると思います。 確かに私は資格学校のものを使用しましたが、教材選びで重要なのはそこではありません。

Check!

◆重要なことは『過去10年+α』の過去問題集を準備すること

実際に資格学校の教材を見てみると、ただの過去問です。解説の説明や、問題のまとめ方など、 多少の違いはありますが、要は過去問なんです。

この段階で私は一級建築士は独学でも合格できると資確信しました。 格学校に通っても特別なノウハウは取得できないんだということが分かったからです。

おすすめ教材の選び方

私は、総合資格の問題集を知人にもらったのですが、2年ほど古いものだったので、 それを補うために市販の最新過去問題集を購入しました。

市販のものは5~7年分のものが多いのでそれだけでは少し物足りないと思います。

その『解決策』として

  • 既に合格している人に古い過去問題集をもらう
  • メルカリやアマゾンで中古の過去問題集を購入する
  • 1級建築士ネット講座(建築資格研究会)を利用する

の3つです。

私は利用していないですが、オススメするのは、

3つ目の『1級建築士ネット講座(建築資格研究会)を利用する』 です。

その理由として

Check!

◆1級建築士ネット講座(建築資格研究会)では20年分の過去問を公開している

市販の問題集や資格学校のものでも、多くて7年分程度しか掲載されていません。 『10年+α分』の過去問題集を確保するのは、少し手間がかかるため、その手間を 勉強に費やすためにも、

『1級建築士ネット講座(建築資格研究会)』をお勧めします。

ちなみに私は古い過去問については、アマゾンの中古本で入手しましたが、 需要があまりないのか、なかなか見つかりませんでした。

一級建築士独学合格には『過去10年+α』の過去問が必要な理由

先ほどから繰り返している『過去10年+α』の過去問題集が必要な理由についてですが、 建築士の勉強の基本は過去問であることは、みなさんご存知だと思います。

Check!

◆資格学校に通ってようが、通っていまいが基本は過去問を解くこと。

そこで10年分の過去問を解けばだいたい網羅できるのでは?という考え方です。

そして、『+α』が必要な理由としては、 『超過去問』の存在です。

超過去問とは、日建学院が定義している過去11年以前の問題の事です。 実際に平成29年学科本試験では「正解枝」が『超・過去問』であった問題が23問ありました。

下記サイトで日建学院より『超過去問冊子』が無料プレゼントされているので、一度見てみるといいと思います。 https://www.ksknet.co.jp/nikken/campaign/architect.aspxwww.ksknet.co.jp

23問ということは、かなり大きな比率を占めていますね。 このようなデータが出ている以上『10年+α』の過去問が必要になるということです。

ただし私の取り組み方としては、まず10年分を基本として、それが頭に入ってきたころに、 知識を補う意味で取り組んでいたため、10年以前のものはあまりそこまで本気で取り組んでいません。

Check!

◆基本は過去問10年分『超過去問』で知識を補う

合格のための法令集の作り方

よく言われていますが、年末および正月休暇の内に法令集の線引きを完了させましょう。 最新の法令集は11月~12月に販売されます。 めんどくさくて後回しにしている方も、これはやっておいた方がいいと思います。

法令集の種類についてですが、内容は同じなので法令集の種類で合否は左右されません。大きさなどから 自分の使いやすい物を利用すればよいと思います。

ちなみに私は市販されている総合資格学院のものを購入し利用していました。 この法令集は、少し大きくて見やすいという特徴があると思います。

1級建築士の独学合格に必要な勉強時間について

一級建築士独学

勉強時間についてですが。よく言われるのが合計1000時間とか1週間に30時間とか言われていますね。

これは、そこまで考えなくていいと思います。もちろん勉強量・勉強時間は多いだけ有利だと思います。 しかし、大切なのは問題をしっかり理解して合格できるだけの知識を身につける事です。

それでもある程度の目標が欲しい』と思われる方がいるでしょう。 目標とする勉強時間は合計1000時間や1週間に30時間というものではありません。

自分の1週間のスケジュールの中で勉強できる時間を全て建築士の勉強にまわすことが最大の目標時間』です。

1000時間に足りないからと言って、夜遅くまで勉強したりするのはやめましょう。 仕事に支障をきたしますし、建築士の勉強は長丁場になるため、体力が持ちません。 無理をして途中で心が折れてしまうことが一番もったいないです。

勉強時間は人によってまちまちだと思います。仕事が忙しい人や、生活の仕方によって、変わってきます。

Check!

◆大事なことは、自分のスケジュールの中で勉強できる時間を全て建築士の勉強にまわし、無理をせず その勉強スケジュールを試験日まで維持すること

実際に私は、現場関係の仕事をしていたこと、さらには小さい子供がいたこともあって、勉強時間は 少ない方だったともいます。おそらく1週間で10~15時間ほどだったと思います。

ただ意識していたことは、

  • 誘惑に負けずに空いた時間を勉強にまわす

  • 心が折れるほど無理はしない

ということです。

1級建築士独学合格の勉強方法

勉強方法についてですが、先ほども書いた通り基本は過去問を解くことであるため。 『誰でも絶対に受かるコツは存在しない』と思います。 ただ少ない勉強時間のなかで独学で一発合格できたときの私の勉強方法を参考までに書いてみたいと思います。

自宅での勉強方法

自宅での勉強方法は、『ひたすら過去問を解く』これにつきます。 ただひとつ行っていたことは、過去問を解いたときに 間違えた問題、理解できていない問題をスマホのカメラで記録するということでした。

そんな面倒なことして何の意味があるの?』と思われた方には 後程説明させていただきたいともいます。

通勤時や昼休みなどのすきま時間を利用する

ちょっとした空き時間ってみなさんあると思います。 通勤時間や昼休みなどです。

そのすき間時間で、先ほど書いた『スマホで撮影した自分が間違えた過去問』 を利用していました。

すき間時間の勉強に便利な小さい問題集が市販されていると思いますが、 すき間時間にも自宅にいるときと同じようにわざわざ問題集を取り出して膨大な過去問を勉強をするのでは効率が悪いと思います。

この方法には

  • わざわざ問題集を取り出して、勉強するぞという感じではなく、すき間時間の勉強が億劫にならない

  • 自分が間違えた問題、理解していない問題を明確に記録できるため効率がとても良い

というメリットがあると思います。

当日の時間割を意識した勉強方法

一級建築士独学

みなさん『試験当日の時間割』てしっていますか? あまり意識されていない方も多いかと思います。

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このように、『計画・環境設備』、『構造・施工』はセットになっており、 『法規』は単独となっていますね。

例えば、月曜日は『計画・環境』を勉強する。火曜日は『法規』を勉強する。 水曜日は『施工・構造』を勉強する。

このように当日の時間割に合わせて勉強することで、当日の時間割になれることができます。 試験というものは恐ろしいもので、100%の実力を出せる人はかなり少ないと思います。

それは、試験本番は緊張してしまったり、馴れない雰囲気であったりするからです。

Check!

◆気休め程度かもしれませんが、どうせ同じ時間勉強するならこういう工夫もよい

一級建築士独学で受験するときのモチベーションの保ち方

一級建築士の受験において最大の敵であるのはモチベーションが無くなってしまうことだと思います。

もちろん試験の内容としても難しい問題ではあるのですが、いくら難しくても、勉強時間を確保して、正しい勉強方法をしていけば合格にたどり着くことができるはずなのです。

でも実際はそれが一番難しいです。

特に学科については、製図試験のように、あと何回でまた最初からだとかカド番とかいうものがないので、正直何回でも受験することができるます。

そして。一度誘惑に負けてしまうとずるずるとモチベーションは下がっていき、来年また頑張ればいいかとなってしまうのです。

私の知人にもそういう人が何人もいました。

中には、資格学校に大金を払っていても、モチベーションが続かずにお金をどぶに捨てるがごとく、資格学校に行かなくなってしまった人もいました。

資格学校に通っていれば、大金を払っていることや、クラスメイトがいることで、まだ一級建築士独学受験の方よりもモチベーションは保ちやすいのではないかと思います。

しかし、一級建築士に独学で取り組んでいる人は、大金も払ってなければ、クラスメートもいなくて、モチベーションが下がりやすい環境にいるのです。

こうなってくると精神論になってきてしまいますが、最後まであきらめず、自分に負けないように勉強できた人が合格します。

私の場合、資格学校にあんな大金払えないし、一級建築士は独学で絶対合格できると思っていたことでモチベーションを保っていました。

みなさんも何か一つモチベーションとなるものを見つけられるといいと思います。

・早く昇進したい
・資格学校に大金払いたくない
・友達や同期を見返したい
・モテたい、自慢したい

なんでもいいんです。

最後に踏ん張れる何かがあれば、誘惑に負けずに独学でも取り組んで行けると思います。

一級建築士独学でも模試で資格学校の力を借りて実力だめし

『独学で』と書きましたが、一つだけ資格学校の力を借りた勉強があります。 それは『模試』です。

正直全て独学でやるのは厳しいと思います。その理由が模試を独学で 行うということが難しいからです。

模試』を受験するメリットは?

  • 本番の空気(たくさんの受験者の中、時間割)を体験するのに最高の場

  • 自分の本当の実力が分かる

  • 新出問題の対策になる

『模試』にはこれだけのメリットがあるので独学の方はぜひ受験しましょう。

私は、開催される模試にはすべて行きました。 有料のものは少し割高に感じるかもしれませんが、資格学校に通っていない分お金はかかっていないはずです。 割り切って参加しましょう。

  • 時期は忘れてしまいましたが、比較的に早い時期に総合資格がおそらく勧誘のために何度か開催していた無料模試

  • 総合資格、日建学院の有料模試、日程がかぶってしまう時があると思いますがどちらかに参加していました

  • 教育的ウラ指導の一発逆転模試(ネット受験)
Check!

◆一つの資格学校に頼らずたくさんの模試を受けられるのは独学のメリット

資格学校に通っている人は、一つのものに頼りすぎるところがあるかもしれませんが、模試って作成しているところで 意外と問題の傾向が違います。 そういう意味でもいろんなところの模試を受けてみる事が良いかもしれません。

一級建築士独学の場合新出問題対策はどうする?

新出問題(初めて出題される問題)って対策できるのでしょうか? 試験には必ず新出問題が出てきます。

しかし、これに時間をかけるのはあまりよくないと思います。 というか、私は特に何もできませんでした。

唯一の対策としては、

  • 資格学校の模試で出題される新出問題を理解する

  • 過去問を暗記するだけではなく、理解することで、問題の文言を変えられても 対応できるようにする

私にはこのくらいしか思い浮かばないです。

苦手な問題はイメージをつかむ

なかなか頭に入らず理解に苦しむ問題ってありますよね。

私は『計画の実例問題』でした。

これは文章を見ているだけでは、全然頭に入りませんでした。 そこで使わせてもらったのは、

kentikushi-blog.tac-school.co.jp

こちらのTACの建築士講師ブログです。 この中に『実例暗記法』といううものがあり、実例問題の過去問及び実際の建物の写真等へのリンクが まとめられています。

実例問題はイメージとして実物を見てみないとなかなか頭に入ってきません。 苦手な方は試してみてください。

受験するべき模試情報

『日建学院公開模試』
2019年6月開催予定
一級建築士 独学模試

『ウラ指導模試』
■学科一発逆転模試って何?
教育的ウラ指導が作成する一級建築士学科試験対策模擬試験です.
インターネット上で展開しております(先着 500名限定).
毎年,全2回で公開しております(第1回は5月下旬,第2回は6月下旬の公開予定).
学科の本試験終了後に,その年の本試験問題との的中率を公開しているのは,この一発逆転模試だけです.

『TAC』
全国8会場にて開催!自宅受験も可能
会場受験は【定員制】です。お申し込みはお早めに!

受験料(会場・自宅ともに)¥5,500(消費税8%込)

独学で合格する人って何人ぐらいいるんだろう?

これを詳細に調べるのは難しいです。

○○資格は合格者占有率50%を謳っており、○○学院は2018年合格者数251名と 謳っています。

2018年の合格者が4742名なので、○○資格が半分だとして、残り2371名そこから○○学院の251名を引くと残りは2120名です。

まぉこの他にも資格学校はたくさんあると思いますが、けっこう残りましたね。

意外と独学で合格されてる方は、たくさんいらっしゃるのかもしれません。

合格するための参考サイト

kentikugyoukai.hatenablog.com

まとめ

かなり長々と書きましたが、これが私が独学で一発合格した時の 勉強になります。これを見て無理そうだなぁと感じた方や自分には合っていないなと思われた方は 資格学校に通われるのも良いと思います。

大事なことは

◆資格学校に通ってようが、通っていまいが基本は過去問を解くこと。
◆自分のスケジュールの中で勉強できる時間を全て建築士の勉強にまわし、無理をせず その勉強スケジュールを試験日まで維持すること

この2つではないかと思います。

まだまだ時間はありますので最後まであきらめずにがんばりましょう。

『ご安全に』