ゼネコンマンと嫁が書く

ゼネコンで勤める日常、建設業会、建築のことを主に書きます。

建設業=3Kという考えは今となっては誤解が多い

みなさんは建設業についてどのようなイメージを持っているでしょうか?

建設業と言えば3K(きけん・きたない・きつい)のイメージが一般的に浸透してしまっていると思います。

確かに過去はそうだったかもしれませんが、建設業=3Kという考えは、今では誤解も多くあると思います。

そんな誤解を解いていけたらいいなと思います。

建設業の3K 「建設業はきけん」

悲しいことに、建設業における事故や怪我はまだまだ多いですし、死亡事故も発生することがあります。

しかし、過去に比べるとかなり改善されてきています。

こちらは、建設業における労働災害状況の統計になります。

昭和36年をピークに年々減少していることがわかります。

もちろん死傷者数をゼロにすることが、最大の目標であり、建設業に携わる人は自分の現場から死傷者を絶対出さないという思いで、現場を管理しています。

建設業=3Kとは呼ばせない!事故、災害を無くそうという思いで建設業全体が取り組んでいる結果はこのように現れています。

28年度の労働災害数では、各業種の中でも建設業の件数が減少していることがわかります。

まだまだ改善しないといけないところは、たくさんありますが、単に建設業=きけんという考えは、昔のままのイメージが皆さんの記憶に刷り込まれてしまっているのかもしれません。

建設業の3K建設業はきけん」は昔のままではないということです。

ではどのようにして建設業の3K建設業はきけん」は改善されてきているのでしょうか。

法律やルールの整備

これまでの災害の経験から、安衛法などの法律の改正や各建設会社による、現場の安全に関するルールも厳しくなるなど 法律やルールが新しく整備されることで建設業はより安全になってきています。

安衛法の改正履歴はこちらで確認する事ができます。

www.jaish.gr.jp

情報の水平展開

インターネットなどを利用する事で、情報を発信ししやすい社会になって、災害事例なども水平展開されるようになっていることにより、同じような災害が発生する事を未然に防ごうという意識が高まっています。

災害事例を知るといううことは、災害を無くしていくうえでとても重要な事です。

・どうして災害が起こったのか

・どのような作業中に災害が起こったのか

建設業では、同じような作業がどのような現場でも発生するものです。 災害事例知ることが出来れば、未然に災害を防ぐような対策を講じることができます。

厚生労働省のサイトで各業種の災害事例を検索する事ができます。

職場のあんぜんサイト:労働災害事例

災害、事故を起こさない事が一番ですが、起きてしまった災害は2度と起こしてはいけません。

そのためには災害事例の水平展開と対策がとても重要になります。

設備の改善

また、現場の設備な工具、重機もより安全に改良されています。

建設業では、重機を使う場面が多々あります。

・バックホウ

・クレーン

・コンクリートポンプ車 など

建設業で使用する重機は大型のものも多いため、特に大きな災害につながる場合があります。

そんな重機について安全面が改良されたところでいうと、バックモニターの装備が挙げられます。

重機の一つな大きな災害要因として、運転手から見えない場所での接触があります。

そこで重機の死角をなくすために、乗用車のようにバックモニターを取り付けていることも今では常識です。

建設業=3K 建設業はきたない

土を扱ったり、コンクリートを扱ったりする工事は無くなることはないので、ホコリっぽかったり、汚れてしまう作業ははなくならないと思います。

しかし、汚れてしまったとしてもそれを綺麗にするための設備を設置することで、建設業=3K「建設業はきたない」は改善することができます。

シューズクリーナーを設置したり、エアークリーナー、シャワー室を設ける現場もあります。

汚いイメージの仮設トイレも、しっかり排水を繋ぐことで水洗トイレを整備することもできますし、最近では女性専用のトイレも出てきています。

また、建設現場は綺麗にしようという意識も高まってきているため、清掃の時間を設けるなど、もはや常に汚い場所で仕事をするような環境ではありません

建設業はきつい

たしかに建設業は仕事や肉体労働が基本ですし、体力を使う仕事かもしれません。

しかし、きついと言われる作業を軽減するような便利な工具や機械などが多く使われており、ロボットによる作業なども開発されてきております。

昔のイメージのままの建設業はきついとは違ってきているのです。

まとめ

昔から言われている建設業=3Kとは違ってきていることは理解していただけたでしょうか。

たしかに今でもそういう部分があり、なかなか人が集まらない業界とされていますが、建設業界はその状況を把握しており、様々な改善策が生み出されています。

今となっては、建設業=3Kは誤解があり、昔のイメージのままではないということです。