ゼネコンマンの現場辞典

ゼネコン、建設業会、建築、資格について綴ります

技術士の人数が多いゼネコンはどこ?

技術士の人数が多いゼネコンは?

各会社のHPなどを参照し、スーパーゼネコンの技術士保有者割合を表にまとめました。

技術士といえば、とても難しい資格という印象がありますが、やはり大手だけあって技術士の保有者もとても多いことがわかります。

竹中工務店を除いて約800-1000人前後の保有者がいます。

技術士数が一番多かったゼネコンは、大林組で保有者数も従業員数に対する割合も一つとびぬけています。

会社名 技術士数 従業員数(人) 技術士保有者割合
清水建設 793 10431 7.60%
鹿島建設 759 7611 9.97 %
大林組 1061 8524 12.4%
竹中工務店 185 6925 2.67%
大成建設 881 8415 10.4%

技術士とは?

「技術士」は、産業経済、社会生活の科学技術に関するほぼ全ての分野(21の技術部門)をカバーし、先進的な活動から身近な生活にまで関わっています。  また、「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。  さらに、「技術士」は、「技術士法」により高い技術者倫理を備え、継続的な資質向上に努めることが責務となっています。

「技術士制度」誕生の背景  第二次世界大戦後、荒廃した日本の復興に尽力し、世界平和に貢献するため、「社会的責任をもつて活動できる権威ある技術者」が必要となり、米国のコンサルティングエンジ二ア制度を参考に「技術士制度」が創設されました。  1951年6月14日には、日本技術士会設立総会が開かれ日本技術士会が誕生し、技術士の資格検定及び登録も行うこととなった。

「技術士法」  技術士法は、1957年5月20日に制定されました。技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もって科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的としています。

技術士取得者数の建設部門はダントツで多い

技術士には、21の技術部門がありますが、その中でも、建設部門は取得者数および受験者数がダントツで多いです。

合格率も、低いなか多くの受験者数がいるということは、 それだけ建設部門の技術士が必要とされているということでしょう。

部門 技術士数 2019年度合格者数 合格率
建設 50,670 886 6.3%
総合技術管理 15,164 6209 6.4%
上下水道 7,169 182 11.7%
機械 5,950 224 21.2%
電気電子 5,853 187 12.9%
農業 5,042 131 13.8%
応用理学 4,488 119 11.9%
衛星工学 3,232 70 10.8%
情報工学 2,240 28 6.5%
環境 2,028 66 12.7%
経営工学 1,968 57 20.5%
化学 1,657 25 18.2%
森林 1,465 66 21.0%
金属 1,457 53 46.5%
繊維 786 12 26.1%
水産 741 31 21.1%
原子力・放射線 509 22 21.4%
資源工学 482 6 35.3%
生物工学 302 16 41.0%
航空・宇宙 227 11 18.6%
船舶・海洋 221 3 37.5%