施工管理

【モルタルの硬化時間】冬は長くなる?

2020年3月11日

モルタルの管理で注意しなければならないのが、硬化時間と養生です。

今回は、モルタルの硬化時間について、冬期はどのような影響があるか
説明したいと思います。

冬期のモルタルの硬化時間

モルタルの材料は、『セメント』『砂』『水』です。
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その中でもモルタルの主材料である『セメント』の硬化時間は気温に大きく影響されます。

  • 気温が低い→硬化が遅くなる
  • 気温が高い→硬化が早くなる

ただし、気温が高く、硬化が早いと強度が高くなるというわけではありません。
高い温度と急な硬化はひび割れの原因になることもあります。

では、冬期と夏期でどの程度違いがでてくるのでしょうか。

モルタルの硬化時間は

  • 夏期で約12時間
  • 冬期で約24時間

と冬期は夏期の2倍の硬化時間が必要になります。

次に

下地用のモルタルに仕上げ材をするまでの養生期間についてですが、硬化と乾燥のための養生期間を取らなければならないのは、
一般的ですが、こちらも冬期と夏季では養生期間が大きく異なります。

  • 夏季→下地モルタル施工後1週間以上
  • 冬季→下地モルタル施工後2週間以上

冬季は夏季の倍以上というのが目安となる養生期間です。

参考:トピックス|日本化成株式会社

まとめ

モルタルの硬化時間は気温に大きく影響されます。

  • 気温が低いと硬化時間が遅くなる
  • 冬期は夏期の約2倍の硬化時間が必要

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