ゼネコンマン

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先行モルタルに代わる新商品!?その名は「ルブリ」

ご安全に! ゼネコンマンです。

先行モルタルに代わる新商品「ルブリ」という商品が、経済産業省の標準化案件に採択されたようです。

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www.takecite.technology

経済産業省の標準化案件」とは
中小企業が持つ優れた技術や製品の標準化を迅速に進めるもので、スムーズに進めば2年程度でJIS規格になるようです。

ルブリとは

ルブリ」とは、先行モルタルに替わる生コンクリート圧送用先行剤です。

先行モルタル」とは、
コンクリートポンプ車を使用して、コンクリートを圧送する際に、配管のつまりを防ぐために、コンクリートに先行してモルタルを送り込むものです。

​ルブリの特徴
  
①産業廃棄物処理されている生コンスラッジから再資源化された商品

②ブーム・大型ポンプ車専用
 
③廃棄量は、80%以上削減可能

④圧送開始時間の短縮
  
⑤保管・持ち運びが容易のためモルタル運搬ミキサー車が不要
  
CO2排出を抑制できるエコ商品

要約すると、従来の先行モルタルに比べて環境に良く、コストが低減でき、作業の手間が減るという優れものなのです。

コンクリートの強度への影響はあるの?

ルブリは、水で希釈するとゆう特徴が故に、ある一定量が生コンに混ざると圧縮強度の低下が発生するようです。

どの程度の量で影響が出るのかというと体積比1%までは強度に影響はないという試験結果(強度試験成績書)が出ています。

ただし、使用上の注意として、先行圧送された「ルブリ」は廃棄するということが原則ですので、注意してください。

コストはどのくらい削減できるの?

​圧送距離50mにおけるトータルコスト比較

ルブリ¥16,000

先行モルタル¥24,000

1回¥5,000コストの削減にもつながるようです。

まとめ

従来通り当たり前のように行っていた先行モルタルですが、技術が変わり、環境に配慮された生コンクリート圧送用先行剤が登場しました。 さらにJIS規格に制定されれば、さらに業界に浸透していくかもしれませんね。